ドミンゴサーフボードは神奈川県で1972年創業のサーフボードメーカーです。ドミンゴサーフボードは大切な休日に必要とされるサーブボードをご提供したいと考えドミンゴと名付けました。
DESCRIPTION
サーフボードの基礎知識
サーフィンをする上で重要な道具の1つはサーフボードです、自分に合ったサーフボードを見つけるための基礎知識です。
①長さについて
※スピードと動きに影響します。
☆長い板
・直進性が良い
・波からの力を受けやすいのでスピードがでやすい、。
・テイクオフが速い。
・回転の半径が大きい。(大きなターン)
☆短い板
・ターンの半径が小さいので、細かい動きがしやすい。(小さいターン)
・中上級者に向く
②幅について
※幅は、浮力・回転性・安定性に影響します。また、ノーズ幅・テール幅・最大幅の位置によっても変化します。
☆広い
・安定する
・回転性が低い
・浮力が増す
☆狭い
・不安定になる
・回転性が高い
・浮力が少なくなる
③ロッカーについて(ボードのボトムの縦方向の反り)
※ロッカーはサーフボードの性能を決める反りでサーフィンをするポイントや波質によって使い分けます。
☆強いロッカー
・回転性が良くなる
・小さいターンがしやすい
・安定感が悪くなる
・テイクオフが遅くなる
☆弱いロッカー
・回転性が悪くなる
・安定感が良くなる
・テイクオフが速い
④厚みについて
※厚みは浮力に影響を与える。
☆厚い
・パドリングが速い
・テイクオフが速い
・小波や体重の重い人に向く
・初心者に向く
☆薄い
・動かしやすい
・パドリング遅い
・テイクオフが遅い
・中上級者に向く
⑤テールについて
※テールの形状は、ボードのサイズ・幅・ノーズ・テールのアウトライン、また、それぞれの波のサイズにより使い分けます。
・スカッシュ
テールに幅を持たせる事により、ターンした時、波の反発力をもらいやすくスピードが出せ易くなります。
・ラウンド
テールの部分にピンテールより幅を持たせる事により、波から力をもらいやすくなります。
テールの幅によりますがスモールウエーブからミディアムウェーブ用。
・ラウンドスカッシュ
スカッシュテールより角を取った分、ターンした時にまがりやすくなります、スモール
ウエーブからミディアムサイズまで。
・ピン
テールを細くする事により、力のある波に対してターンした時にサイドのフィンが
抜けにくく安定します(ビックウエーブに適)。
・ラウンドピン
ラウンドとピンの中間で、ミディアムサイズからビックウエーブまで対応します。
・スワロー
テールの広いボードで、テールのセンター部分をなくす事により、水が抜けやすく
ターンがしやすくなります(4フィンやスモールウエーブに適)。
・フィッシュ
テールの広いボードで、テールのセンター部分をなくす事により、水が抜けやすく
ターンがしやすくなります(ツインフィンやスモールウエーブ適)。
・ダイヤモンド
スカッシュとラウンドの良さをあわせ持つデザイン。
⑥ボトムの形状とコンケーブの種類
※近年では、ボトムの形状に様々なコンケーブの組み合わせが見られます。フラットボトムとコンケーブの組み合わせが
中心ですが、Vボトムとコンケーブの組み合わせもみられます。飯尾のシェィプデザインではコンケーブの種類は、FDC
・SDC・WSDC・FS・VDC・FSDV・F+VEEのボトムデザインがあります。それぞれの特徴と効果です。
☆コンケーブの種類
・FDC フラットとダブルコンケーブ
ノーズからテールエリア手前までフラットでテールエリアはダブルコンケーブを入れ
るデザインです。コンケーブによる余分な浮力がないので安定性と大きいラインの
サーフィンにあっています。
・SDC シングルダブルコンケーブ
ノーズエリアからシングルコンケーブが入り、センターはシングルコンケーブを長く
してテールエリアはダブルコンケーブを入れるデザインです。中心的なデザインでコ
ンケーブによる浮力で動きも軽く、テールエリアはダブルコンケーブがはいるので
ターンの動きも軽くオールランドのタイプです。
・WSDC ダブルシングルダブルコンケーブ
ノーズエリアからダブルコンケーブが入り、センターはシングルで長くテールにかけ
てダブルコンケーブを入れるデザインです。ダブルコンケーブが長く入るのでSDCよ
り軽く動きます。
・FS フラットとシングルコンケーブ
ノーズエリアから、センター、テールまで長くやや深くシングルコンケーブを入れ、
ボード全体を薄めにシェィプして、コンケーブの中を速く水が流れて浮力を生み、軽
く、直線的な動きを強くして大きなラインのサーフィンに適しているデザインです。
・VDC Vボトム+ダブルコンケーブ
全体的に薄くVEEを入れ、テールエリアはやや強めにVEEを入れて、ダブルコンケーブ
を入れるデザインです。ファンボードやロングボードの厚めのボードに適しているデ
ザインです。
・FSDV フラットボトム、シングル+タブルコンケーブ+VEE
ノーズエリアからテールエリアにかけてシングルコンケーブ+ダブルコンケーブを入
れ、テールロッカーを抑えて、Vボトムを入れるデザインです。
・FUDV フルダブルコンケーブ+VEE
長めのファンボードなどにシングルコンケーブ中にダブルコンケーブを入れ、テール
エリアにはVEEが入るので厚めのボードでも軽い動きをするデザインです。
・ F+VEE フラットボトム+VEE
ロングボード、ノーズライダーなどのデザイン用で、いつも水に接するエリアが広
く、コンケーブを入れないので安定性があり、ターンの伸びが良く大きなラインサー
フィンができます。
⑦アウトラインについて
☆細長い感じの板
・スピードに優れる
・大きなターンをする場合や大きな波のときに向いている
☆丸い感じの板
・テイクオフが速い。
・小さい波でもクイックネスを求めるサーファーに向いている
⑧素材について
☆ウレタンフォーム
最も実績があるフォームで、現在も中心になっている素材です。使用するガラスクロ
スの重さや枚数を変えることで軽量に作る事も可能です。
☆EPSフォーム
リサイクル可能な超軽量フォーム(ウレタンボードの70から80%の重量)で、ウレタ
ンフォームより比重が大きい為、ターンの反発力が大きいことが特徴で、浮力がある分テ
イクオフも速くスモールウェーブでも信じられないほどのスピード感が味わえる素材です。
☆ハイブリッド(ウレタンフォーム+EPSフォーム)
テールの一部にEPSを使用することでテールの浮力が増し。ティクオフが速く、動
きが軽いそしてターンが伸びる等の利点があります。
⑨フィンシステム
・オンフィン
直接ボードにフィンを固定します。
・FCS
フィンの取り外しが可能なシステムで、現在、世界サーキット(WCT)で活躍す
る多数のプロサーファーが使用しています。 取り外しが可能なためサーフトリップ
や、コンディションに合わせてフィンの大きさや枚数を変更できる。
・フューチャー
フィンの取り外しが可能なシステムで、現在WCTで活躍する 多数のプロサー
ファーが使 用しています。 取り外しが可能なためサーフトリップや、コンディ
ションに合わせてフィンの大きさや 枚数を変更できる。
(FCSとフューチャーフィンシステムの違いはコネクト部分の形状の違いのみ)